ヤマハミュージック 旭川店
調律・調整・修理
ピアノ調律・修理

ピアノ調律
ピアノは弦の振動で音を出す楽器ですので、他の弦楽器と同様にチューニングが必要です。
ピアノの場合、他の弦楽器と比べるとはるかに強い力で弦が張られています。
(弦1本に90kg、全体でおよそ20トンの張力)
このためチューニングは、ギターなどと異なり調律技術者(調律師)と呼ばれる専門技術者が行います。また、調律の他にも、快いタッチを得るためのアクションやペダルの調整、美しい音を生むハンマーの調整が大切です。
これらの総合的なピアノの調律、調整を定期的に行い、使用による消耗や、音・湿度の影響による変化を正しく整え直すことは、ピアノを良い状態で長年ご使用いただくためには欠かすことができません。 ピアノ調律のことなら、確かな技術と信頼のヤマハミュージック 旭川店にお任せください。
調律のお支払方法変更のご案内
当店ではこの度2022年10月より調律・修理料金の主に個人のお客さまへのお支払方法を変更させていただいております。
最近の事業を取り巻く環境の変化に対応し、またお客さまへの個人情報に配慮しながら、当社決済代行パートナーであります、SMBCファイナンスサービス(株)より後日ご請求書ハガキをお送りさせていただく方式に統一になります。
後から銀行での振り込み(ネットバンキング含む)やコンビニ現金払いなどで手数料なしにてお支払いができますので、ご理解の程宜しくお願い申し上げます。

定期調律のすすめ
正しい音で弾いていただくためには、少なくとも1年に1度は定期的な調律をおすすめします。
特にピアノをお求めになってから1年ほどの間は、弦の伸びが大きいので、調律も年に2度くらいはするようにしましょう。
一般に、「調律」という言葉はピアノの技術的な手入れの全体を指し、その中にはいくつかの作業があります。
【整調】・・・ピアノの弾き心地(弾き手の好みにあったタッチ)を決めます。
【調律】・・・音律を正しく合わせます。
【整音】・・・音色バランスよく整えます。
【仕上げ】・・・最終的にピアノの状態を整えます。
ピアノに適した環境は、人間にとっても快適な環境です。
【温度】・・・15℃~25℃
【湿度】・・・冬季:35~65% 夏季:40~70%
調律について
「調律」と一口に言いますが、ピアノ技術者の仕事は、ピアノの音律を正確に合わせる調律だけではありません。ピアノに生命を吹き込む技術者の仕事をご紹介しましょう。

整調: ピアノの弾き心地を決めます。
打弦機構(鍵盤とアクション)の動きを整え、正しい運動ができるようにします。打弦機構の微調整のできる部分に手を入れて、88鍵のタッチを一様にそろえ、スムーズな動きができるようにします。さらに、弾き手の好みに合ったタッチをつくります。

調律: 音律を正しくあわせます。
1本が約90kg、全体で約20トンもの強い力で張られているピアノの弦は、時間が経つにつれ次第に変化し、音律にも影響しています。弦を引っ張っているチューニングピンを、チューニングハンマーを使って締めたりゆるめたりしながら、正しい音律に合わせます。

整音: 音色をバランスよく整えます。
ピッカーやペーパーといった道具を用いて、弦を打つハンマーヘッドの硬さや弾力を調整し、音量、音色、全体の音のバランスを整えていきます。

仕上げ: 最終的にピアノの状態を整えます。
整調・調律・整音などの作業は、バラバラに行われるのではなく、全体のバランスが大切です。調整作業の仕上げとして、技術者は最後にピアノ全体を鳴らしてみて、望ましいバランスに調整されているかどうかをチェックします。
気持ちよくピアノを弾いていただくために
音のエチケット
【ご近所への一言をお忘れなく】
ピアノを購入されたら、まずご近所に、ピアノの練習時間帯についてお話しをしましょう。
その際ご病人や受験勉強などの事情についても伺っておくと良いでしょう。
【ピアノを弾く時は窓を閉めましょう】
窓を閉めることによって、ある程度外へ漏れる音(空気伝播音)を防ぐことができます。
ピアノを弾くときには窓を閉めることを習慣づけましょう。
【夜間の使用には心配りを】
夜は誰もが落ち着いた静かなひとときを持ちたいもの。周囲も静かになり、同じ音でも 昼間より大きく感じます。夜間にピアノを弾く際は、時間帯や音量そして防音への注意 も忘れないようにしましょう。
音もれ防止対策
具体的な音もれ防止対策をお考えのお客さまは、お気軽にご相談ください。 消音演奏を可能にするユニットの取付、サイレントピアノ(消音演奏ができるピアノ)のご紹 介、防音室の設置など専門スタッフがアドバイスいたします。