ヤマハ銀座店
ブランド体験エリア
江戸の洋琴(ピアノ)
もしも江戸時代にピアノが日本で独自進化した世界線があったなら、ピアノはどのような姿になったでしょうか。
江戸の下町で日本らしく架空の進化を遂げた幻のピアノを制作しました。
2021年よりヤマハデザイン研究所は千葉大学工学部総合工学科デザインコースとの産学共同研究を進めて参りました。その一例である本プロジェクトがテーマとして取り上げたのは「日本独自のピアノの進化」です。ピアノが日本に伝来したのは、ヤマハの創業者である山葉寅楠が誕生した時代に近い幕末の頃と言われていますが、その後ピアノはその姿が極端に変わることはなく、当社でもヨーロピアンスタイルのピアノを製造し続けてきました。
そこで本プロジェクトでは「もしも鎖国時代にヤマハとピアノが存在したら、江戸の生活様式の中で進化を遂げたピアノはどのような姿がありえたか?」という思考実験を行いました。架空の世界を前提にした作品ですが、千葉大学デザインコースの学生とともに行った綿密なリサーチに基づいて制作しています。この活動を通して見えてきたのは、限られた物で豊かに生きる江戸の下町の生活の知恵と文化でした。また文化面のサステナビリティを重視する事が環境面のサステナビリティに回帰する事を再認識するに至りました。SDGsへ向けた具体的な成果に関心が集まる今日ですが、また違った文化的視点からのサステナビリティの研究成果を提示します。
江戸の洋琴(ピアノ)
開催日時 | 2024年05月29日(水)〜2024年11月25日(月) 11:00〜18:30 |
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会場 | 1F ブランド体験エリア |
予約形式 | 予約不要 |
江戸の洋琴
もしも江戸時代にピアノが日本で独自進化した世界線があったなら、ピアノはどのような姿になったでしょうか。
江戸の下町で日本らしく架空の進化を遂げた幻のピアノを制作しました。