池袋店

調律・調整・修理

管楽器リペア Q&A

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管楽器リペアでは、専門技術を持った技術者による、お客さまのご希望に合わせた「点検・調整・修理」を承ります。調子がおかしいと思ったら、まずはお近くのヤマハミュージックリテイリングの店舗へお問い合わせください*1

楽器を演奏していて「?」と浮かんだ疑問、「こんな時どうすれば?」という多かったお声を集めました。

*1 管楽器リペアスタッフが常駐していない拠点もございます、その際は楽器をお預かりとなりますのでご了承ください。

フルート について

Q. 頭部管の中の反射板がずれてしまう。どうして?
A. 頭部管の中には息が漏れないように『ヘッドコルク』という円柱型のコルクが入っています。そのコルクが水分などによって縮んで緩くなってしまうことで反射板の位置がずれてしまいます。 位置がずれていると音程や音色が悪くなったり、音が響きにくくなる可能性があります。ヘッドコルクの調整や交換は短時間で修理できますので、楽器店にお持ちいただくことをおすすめします。
Q. タンポが『ペチペチ』と雑音がする
A. タンポに水分(湿気)や汚れなどが残っていると、雑音の原因になりますので、ヤマハクリーニングペーパーを使用し、水分を取り除きます。それでもベタつく場合は、ヤマハパウダーペーパーを使用します。 なかなかベタつきが取れない場合は、楽器店でタンポと音孔の汚れを取ってもらってください。場合によっては"タンポ交換"が必要かもしれません。
Q. タンポを交換するタイミングは?
A. タンポが破れたり、毛羽立ってしまったら、交換が必要になります。また、水分を含んで膨らんでしまいタンポの塞がりが悪くなっているものも、交換が必要です。楽器を拝見させていただいた際に、楽器の状態や予算に応じてご相談させていただきます。
Q. 楽器の表面の汚れを取るには?
A. メッキ仕上げの楽器は、黒く変色することがあります。その場合は、ヤマハシルバーポリッシュやターニシールド等、銀磨き用・金磨き用の液体をヤマハポリシングクロスにつけ、拭きます。(液剤がしみこんでいるシルバークロスも同様の効果が得られます。)毎日磨き剤で拭くと、塗装が薄くなってしまうので程々にしましょう。日頃、使用した後に乾拭きすることで、ある程度の変色は防ぐことができます。
Q. ジョイントが硬くなってしまうのはなぜ?
A. フルートのジョイント部は、金属同士が触れ合う為、ジョイント部にホコリや汚れなどが入って傷ついてしまうと、ジョイントしにくくなってしまいます。ジョイントする前に、よくコルクグリスを塗っている人がいますが、それはホコリを余計に付きやすくしてしまうため、逆効果です。もし、入りにくくなってしまったら、無理をせずに楽器店にお持ちいただくことをおすすめします。緩い場合は管を膨らませて、きつくする事も可能です。ぜひ、一度ご相談ください。
Q. 管体の凹みは直したほうがよい?
A. 管体に凹みがあると、場所や大きさにより特定の音が出にくくなることがあります。吹奏に影響のない、ほんの少しの凹みの場合は、直さないほうが良いこともあります。詳しくは、楽器を拝見させていただいた際にご相談させていただきます。


クラリネット について

Q. キイを押すと、ガチャガチャと雑音がするのはなぜ?
A. キイオイルがなくなってしまったか、キイについているコルクが取れてしまっている、もしくはキイとキイがぶつかってしまっているかもしれません。楽器全体のお掃除・キイオイルを注入する"バランス調整"を行うことをおすすめします。
Q. キイの黒ずみ(変色)は落ちる?
A. ヤマハシルバーポリッシュや、ヤマハシルバークロスなどで落とすことができます。ご自身でもできますが、キイの裏側や細かいところを磨くのは難しいと思いますので、リペアスタッフに全体の"バランス調整"と共に、キイ磨きをさせていただくことをおすすめします。また、メッキ剥がれが気になるキイは、メッキの掛け直しや、キイ交換をすることができます。楽器の状態によってご相談させていただきます。 ※メーカーによって、出来かねる場合もございますので、予めご了承くださいませ。
Q. タンポを交換するタイミングは?
A. タンポが破れたり、毛羽立ってしまったら、交換が必要になります。また、水分を含んで膨らんでしまいタンポの塞がりが悪くなっているものも、交換が必要です。楽器を拝見させていただいた際に、楽器の状態や予算に応じてご相談させていただきます。
Q. 楽器を吹いているうちに、ジョイントが硬くなってしまうのはなぜ?
A. クラリネットの管体は、天然の木(グラナディラ)で作られているため、急激な温度や湿度の変化により、ジョイント部分がつなぎにくくなったり、抜けにくくなる場合があります。 これは、ジョイント部分を調整することで改善できますので、無理をせず楽器店へお持ちいただくことをおすすめします。
Q.どうして、管体にひび割れが入ってしまうの?割れを防止する方法は?
  • A. 管体の割れも、やはり急激な温度・湿度の変化に管体が耐え切れなくなり起こってしまう症状です。

    【割れの防止方法】
  • こまめにスワブを通し、水分を取り除く。ジョイント部分に溜まってしまった水分もガーゼなどで拭き取る。また、トーンホールもクリーニングペーパー等で湿気を確実に取り除く。
  • 温度・湿度変化の大きい環境にさらさない。
  • 寒い時期などに冷えた楽器は、外側を手で温めてから吹き始める。
  • ケース内に濡れたスワブやガーゼを一緒に入れない。
  • 新しい楽器や長年使用していなかった楽器は、1日の吹奏時間を10~20分位にして水分に慣らす。そして、少しずつ吹奏時間を長くしていく。

  • 以上のことに気をつけてください。もし、それでも割れてしまった場合は、すぐに楽器店に持ち込み、直してもらいましょう。気付かずにそのまま吹き続けてしまうと、ひび割れが更にひどくなってしまいます。木目とひび割れの見分け方は難しいので、心配な方は一度楽器店でチェックしてもらうことをおすすめします。


サクソフォン について

Q. スワブが抜けなくなった!どう対処したら良い?
A. 無理にスワブを引っ張って抜こうとすると、キイを強く持ってしまうことが多く、キイバランスが崩れてしまいます。スワブを切って取ろうとするお客さまもいらっしゃいますが、これは逆効果です!管からスワブが出ていることで、30分悪戦苦闘しても抜けなかったスワブが楽器店に持っていけば、1分で抜ける場合もあります。 無理をせず、楽器店にお持ちいただくことをおすすめします。
Q. タンポが音孔にくっついたまま上がってこない、どう対処したら良い?
A. 特にG#キイ、LowC#キイに起こりやすい症状です。 バネの強さに問題がない場合は、ヤマハクリーニングペーパーを使用し、水分や汚れを取り除きます。それでもベタつく場合は、ヤマハパウダーペーパーを使用します。なかなかベタつきが取れない場合は、楽器店でタンポと音孔の汚れを取ってもらってください。場合によっては、タンポ交換が必要かもしれません。
Q. 管の凹みは直した方が良い?
A. 管体に凹みがあると、場所や大きさにより特定の音が出にくくなることがあります。吹奏に影響のない、ほんの少しのへこみの場合は、直さない方が良いこともあります。詳しくは楽器を拝見させていただいた際に、ご相談させていただきます。
Q. 楽器の表面の汚れを取るには?
  • A. ラッカー仕上げの楽器か、銀メッキ・金メッキ仕上げの楽器かによって対応が変わってきます。
  • 『ラッカー仕上げ』水の乾いた跡や手の汚れは、ヤマハラッカーポリッシュをヤマハポリシングクロスに付け、拭きます。
  • 『メッキ仕上げ』水の乾いた跡や手の汚れは、ヤマハラッカーポリッシュで落ちますが、メッキ仕上げの楽器は黒く変色することがあります。その場合は、ヤマハシルバーポリッシュやターニシールド等、銀磨き用・金磨き用の液体をヤマハポリシングクロスに付けて拭きます(液剤が染み込んでいるシルバークロスも同様の効果が得られます)。

  • 毎日磨き剤で拭くと塗装が薄くなってしまうので、ほどほどにしましょう。日頃、使用した後に乾拭きをすることで、ある程度の変色は防ぐことが出来ます。


トランペット について

Q. マウスピースが抜けなくなった!どう対処したら良い?
A. マウスピースを取ろうと無理にねじってしまうと、楽器の溶接が外れたり、楽器が歪んでしまう恐れがあります(スワブも同様です)。マウスピースを抜く為の専用工具がありますので、無理をせず楽器店にお持ちいただくことをおすすめします(この工具は販売も承っております)。
Q. 管の凹みは直した方が良い?
A. 管体に凹みがあると、場所や大きさにより特定の音が出にくくなることがあります。吹奏に影響のない、ほんの少しのへこみの場合は、直さない方が良いこともあります。詳しくは楽器を拝見させていただいた際に、ご相談させていただきます。
Q. 管内洗浄はやってもらえる?
A. 承っております。家で行うようなヤマハブラスソープを使用した管内洗浄と、こびりついた汚れも取る薬品を使用した管内洗浄の2通りがあります。 どちらが良いか選んでいただき、修理に取り掛かります。
Q. 楽器の表面の汚れを取るには?
  • A. ラッカー仕上げの楽器か、銀メッキ/メッキ仕上げの楽器かによって対応が変わってきます。
  • 『ラッカー仕上げ』水の乾いた跡や手の汚れは、ヤマハラッカーポリッシュをヤマハポリシングクロスにつけ、拭きます。
  • 『メッキ仕上げ』水の乾いた跡や手の汚れは、ヤマハラッカーポリッシュで落ちますが、メッキ仕上げの楽器は黒く変色することがあります。その場合は、ヤマハシルバーポリッシュやターニシールド等、銀磨き用・金磨き用の液体をヤマハポリシングクロスにつけて拭きます(液剤が染み込んでいるシルバークロスも同様の効果が得られます)。

  • 毎日磨き剤で拭くと、塗装が薄くなってしまうのでほどほどにしましょう。日頃使用した後に乾拭きをすることで、ある程度の変色は防ぐことが出来ます。
Q. パーツは販売している?
A. 販売しております。フェルトやウォーターキイコルクはご自身で交換されるお客さまが多いです。 楽器の機種や製造時期によってパーツが違う事もありますので、ご注文の際は"楽器の機種"と"製造番号"の確認をお願いいたします。
メーカーによっては、お取り寄せをさせていただく為、納品にお時間をいただいております。また、取り寄せることが不可能なメーカーやパーツもございますので予めご了承ください。交換方法についてはスタッフまでお問い合わせください。
Q. マウスピースと楽器のメーカーは同じでなくても良い?
A. 他メーカーのマウスピースと楽器でもお使いいただけます。主要メーカーのトランペットはその楽器にあった標準のマススピースを付属しています。
初心者の方でしたら、まずはそのマウスピースで練習をして、基礎を学ぶことをおすすめいたします。
慣れてくると『高音をもっと鳴らしたい』『こんな音を吹きたい』と自分の音に対して要求が高くなっていきます。そのときは他のマウスピースを試してみてください。 同じメーカーでも様々な形のマウスピースが販売されていますし、メーカーによっても吹き心地が違います。
ヤマハミュージックリテイリングでは、マウスピースの試奏が出来る店舗もございますのでお問い合わせください。試奏の際には今までとの違いを実感する為にも、ご自身の愛用の楽器とマウスピースをお持ちいただくことをおすすめいたします。


ホルン について

Q. マウスピースが抜けなくなった!どう対処したら良い?
A. マウスピースを取ろうと、無理にねじってしまうと楽器の溶接が外れたり、楽器が歪んでしまう恐れがあります。(スワブも同様です)マウスピースを抜く為の専用工具がありますので、無理をせずに楽器店へお持ちいただくことをおすすめします(この工具は販売もしております)
Q. 楽器を構えた時に、左手小指が痛い。何とかならない?
A. 小指の指掛けの位置を変えることができます。親指と人差し指の間に楽器の重さがかかり、小指の負担を減らすパーツもあります。詳しくはスタッフまでご相談ください。 ◆フリッパー ◆フィンガーフック
Q. 管の凹みは直した方が良い?
A. 管体に凹みがあると、場所や大きさにより特定の音が出にくくなることがあります。吹奏に影響のない、ほんの少しのへこみの場合は、直さない方が良いこともあります。詳しくは楽器を拝見させていただいた際に、ご相談させていただきます。
Q. 管内洗浄はやってもらえる?
A. 承っております。家で行うようなヤマハブラスソープを使用した管内洗浄と、こびりついた汚れも取る薬品を使用した管内洗浄の2通りがあります。どちらが良いか選んでいただき、修理に取り掛かります。
Q. マウスピースが楽器に合わないみたいで、グラグラする。又は深く入ってしまう、何で?対処方法は?
A. ホルンには、大まかに分けると『アメリカンシャンク』と『ヨーロピアンシャンク』があり、マウスピースシャンク部のテーパーが違います。アメリカンシャンクの楽器にヨーロピアンシャンクのマウスピースをつけるとグラグラし、ヨーロピアンシャンクの楽器にアメリカンシャンクのマウスピースをつけると、深く入りすぎてしまうことが多く、演奏に支障が出ることがあります。その場合は、マウスピースを楽器に合わせる為に、調整することが可能です。詳しくはスタッフまで、ご相談ください。

【アメリカンシャンクのメーカー】
ヤマハ・ホルトン・ハンスホイヤー・シルキー・ストーク・バック・コーン・ジャルディネリなど
【ヨーロピアンシャンクのメーカー】
アレキサンダー・ティルツ・JK・シュミット・ブレゼルマイヤーなど

上記メーカーの中には、アメリカンシャンク・ヨーロピアンシャンク2種類のマウスピースを発売しているメーカーもございます。
Q. パーツは販売している?
A. 販売しております。フェルトやウォーターキイコルクはご自身で交換されるお客さまが多いです。 楽器の機種や製造時期によってパーツが違う事もありますので、ご注文の際は"楽器の機種"と"製造番号"の確認をお願いいたします。
メーカーによっては、お取り寄せをさせていただく為、納品にお時間をいただいております。また、取り寄せることが不可能なメーカーやパーツもございますので予めご了承ください。交換方法についてはスタッフまでお問い合わせください。


管楽器リペアについてのお問い合わせ

池袋店 管楽器リペア担当

TEL:
022-227-8517
受付時間|11:00~19:30(火曜定休)
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