ヤマハミュージック 名古屋店
6F 楽譜・書籍
音楽家と家族 書籍・楽譜特集
また、家族のために作曲された曲もご紹介します!
音楽家と家族 書籍・楽譜特集
開催日時 | 2024年05月29日(水)〜2024年07月19日(金) 11:00〜18:30 |
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会場 | 6F 楽譜フロア |
モーツァルト 父の夢、子の夢 往復書簡から読み解く「父と子のデュオドラマ」
モーツァルトはその短い生涯のほぼ3分の1を旅に費やした。職探しの旅とされる「マンハイム=パリ旅行」(1777年9月23日~1779年1月15日)は、そのなかでも重要な旅のひとつで、初めて父親が息子に同伴しなかった旅でもあった。本書は、この旅の際にレオポルトとヴォルフガング父子が交わした往復書簡のなかから、父子の興味深い関係を窺い知ることができる手紙を厳選し、両者の掛け合いに主軸を置いて「会話性」を持たせたもので、父子による「デュオドラマ(2人だけの対話劇)」の魅力を伝える書簡集となっている。モーツァルト・ファンだけでなく、すべての音楽ファン必携の一冊。
オルフェ・ライブラリー バッハの四兄弟
18世紀のヨーロッパでは「バッハ」と言えば次男エマヌエルであり、次いで末息子クリスティアンであった。ヨハン・ゼバスティアンは「息子たちの父」と呼ばれていたのだ!
それが逆転し、彼らが「バッハの息子たち」と呼ばれるようになったのは19世紀に入ってからのこと。本書では、兄弟とはいえ生きた時代や場所の異なる4人の、それぞれの人生、作品の特徴や、音楽史的に興味深いトピックスを描く。作品の真偽性、改訂にまつわるエピソードなど、偉大な家系ならではの複雑な様相と、それらを整理する音楽学者の視点が垣間見える点もおもしろい。冷戦を経て、旧ソ連に保管されていたバッハ関連の資料がドイツに返還されたのが1999年、以後バッハ研究は一気にヨハン・ゼバスティアンから息子およびその周辺に広がった。そして今なお、新たな資料が発見され続けている。本書はさらに、2014年のエマヌエル生誕300周年に発表された最新研究をも踏まえている。
シューマンの結婚 語られなかった真実
ロベルト・シューマンと妻クララの結婚に際し、クララの父フリードリヒ・ヴィークは猛反対、あげく裁判沙汰へと発展した。そのためにヴィークは後世、若いふたりの恋路を邪魔した吝嗇かつ頑固な父親像を押しつけられてしまった。本書は法律家である著者の視点から当時の訴訟資料などを精査、シューマンの素行や経済状態から、ヴィークの反対も故なきものではなかったという推察をする。音楽史上もっとも有名なロマンスの隠された真実が明らかになる。
奇蹟のピアニスト 人生哲学 やがて鐘は鳴る
ピアノと共に壮絶な人生を歩んできたフジコ。本書では「うまくいかないほうが当たり前」「じぶんらしく生きる」という、偉才ならではの人生観や死生観、生活観に迫った気持ちが軽くなるエッセイです。フジコに密着し続けてきた写真家・中嶌英雄氏の貴重写真も多数掲載。
全音ピアノライブラリー ショスタコービッチ ピアノ作品集
曲集に収載の《子どもの練習帳》作品69(1944年)は、娘ガリーナのために書かれ、彼女に献呈された作品です。
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