過去の放送
第 4 回 2022/10/19 Tue.19:00~
@ヤマハ銀座店 1F
「写真は音を写せるか」
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- プログラム & ゲスト
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- ゲスト:川内倫子さん(フォトグラファー)
- ヤマハゲスト:川田学さん(ヤマハ株式会社 デザイン研究所所長)
- ピアニスト:西方美紅さん
- ※敬称略
- 使用楽曲
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- ソフィ・セルマー二「standby」(川内さんリクエスト曲)
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- baobab + haruka nakamura「カナタ」(川内さんリクエスト曲)
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- RCサクセション「スローバラード」(川田さんリクエスト曲)
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(外部サイト)
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- マイケルジャクソン「Man in the mirror」(エンディングリクエスト曲)
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収録当日の様子
現在、東京オペラシティアートギャラリーで大規模個展「川内倫子 M/E 球体の上 無限の連なり」を開催中の写真家・川内倫子さん。第4回目のゲストとして、クリス智子さんのナビゲートで「写真は音を写せるか」というテーマについて、写真との出会い、そして自身の音楽と写真の関係性をひもといてもらった。
もともとはグラフィックデザインを学ぼうと入学した大学で、週一回の授業で写真の面白さに目覚めたという川内さん。自分の見たものと、写真のプリントに現れる画像とのギャップに感じる違和感に魅せられ、たちまち暗室作業が好きになり、やがて写真の魅力にのめり込んでいったという。
写真は過去の記憶と向き合うために便利なツールという一方で、自分自身が現れてしまうから今でも恥ずかしいと、意外な心情を吐露してくれた。
番組内では、ピアニストの西方美紅さんが川内さんと関係の深いbaobab+ haruka nakamuraの楽曲「カナタ」をライブで演奏。
後半は、アルバムのビジュアルやミュージックビデオでミュージシャン達との交流もある川内さんが、写真や映像と音楽の関係性をこれまでの経験の中から語ってくれた。
またYAMAHAデザイン研究所所長の川田学さんが登場。YAMAHA銀座店のオープンから2020年のリニューアルでも内装デザイン監修にも深く関わった経験や「写真と音」について、デザイナーからの視点でそれぞれの豊かさに触れた。
視覚と聴覚という全く異なる感覚ながら、両者が出会うことで互いのポテンシャルを増幅させ、私たちを新しい世界へ連れて行ってくれる「写真と音」。その組み合わせの妙と可能性について考える貴重な機会になった。
ヤマハ銀座店2階では、MAKE WAVES RADIO関連特別展示も実施予定。川内倫子さんの写真集や収録当日の写真、さらに川内さんの実筆サイン入り展覧会カタログを展示。これを機に、ぜひ「ヤマハ銀座店」へお越しください。
(展示情報は、決まり次第、MAKE WAVES RADIOのページで告知します)
川内倫子さんが語る「写真は音を写せるか」のリポートはコチラ。