フロア全体が連動して、1つの音楽を奏でる
「Music Canvas Show」。
目で見て、耳で聴いて、肌で感じる、
新しい音楽没入体験です。
大型映像、ヤマハの立体音響システム(AFC)、
自動演奏システムが全て連動し、
あなたを新たな音楽体験に導きます。
※毎時50分から上映(約5分間)
※上映時刻は都合により変更になることがございます。また、システムメンテナンスの都合により各コンテンツを体験いただけないことがございます。あらかじめご了承くださいませ。
Sound Waves
コンセプトは「音楽の視覚化」です。音楽を構成する一音一音の「音」から受け取ったイメージを、3DCGによるグラフィックで感覚的に表現していきました。形状や色彩などを「音」そのものからインスパイアされたこれらの造形は、空間的に組み合わさり、刻々と変化して「時間軸を持った彫刻」のような造形作品を形成します。ダイナミクスと調和、そして絶えず変化するなかでの音楽の構造的な美しさを視覚的に表現しました。
Visual: 山本信一
Sound: 杉本佳一
Piano: 村田有希
Drums: イトケン
Bass: 千葉広樹
Violin: 波多野敦子
Viola: 角谷奈緒子
Cello: 関口将史
上映開始時間(約5分間)
- 11:50
- 13:50
- 15:50
- 17:50
RESONANT MATTER
共鳴(物体が他の物体の振動によって影響を受ける能力)を探求する時間「RESONANT」。芸術における音の役割、芸術との重要な出会いを、芸術自身の共鳴する思考をインスピレーションとして私たちに促します。共鳴に対する人間の解釈は、オーケストレーション、シンフォニー、感情によって形作られます。音にただ直接反応するのではなく、この作品で繊細さやエネルギーなど視覚的なマテリアルを使い、私たちの脳がシナプスレベルで音楽にどう反応するかを表現しています。そして、茫漠(ぼうばく)に踏みとどまる音楽のエネルギーをヤマハの立体音響システム(AFC)により空間化し、楽器、メロディの関係性を解明しながら共鳴の瞬間を模索しています。
Visual: RICH&MIYU
Sound: Tetsuji Ohno
Plan/Produce: JUNICHI TAKEKAWA
上映開始時間(約5分間)
- 12:50
- 14:50
- 16:50
各Music Canvas Show上映以外の時間では、フロア内の体験と共に、以下の音楽×映像作品をお楽しみいただけます。
※フロア内のAI Duo Pianoと映像が連動します。
※フロア内のHug Meと音楽が連動します。
Sound Aquarium
水の中を音の粒が浮遊するような、柔らかな流れをもったグラフィックの映像空間。「AI Duo Piano」の鍵盤を叩くと、そこに波紋のようなグラフィックが生まれます。音に合わせて「いま生まれた波紋」と、「少し前にうまれた過去の波紋」が時間とともゆっくりと消えてゆく中で重なり合い、数理的な美しい形状をつくります。音楽の持つ「余韻」と「調和」を可視化します。
Visual: 山本信一
Sound: 杉本佳一
Violin: 波多野敦子
Viola: 角谷奈緒子
Cello: 関口将史
Meditative Environment
4つの生成アート作品から成り立つ、心を落ち着かせる瞑想的な時間。穏やかなビジュアルとアンビエントな音による環境は一貫して心を落ち着かせる空間を提供します。また、「AI Duo Piano」を演奏すると、演奏したキーに基づいてキャンバスに粒子が表示されます。
1,3 「画家の瞑想:モネ」
クロード・モネの美しい花の絵画から着想を得た作品。AI画像生成技術を使ってカラーパレットを作成し、流体粒子シミュレーションを融合させることで、絶えず変化し、鑑賞者の想像をかき立てる視覚体験を生み出します。
2 「AI Flowers」
多種多様な植物の写真から機械学習の結果生成された花のイメージと、モーションシュミレーションを使い、自然にインスパイアされた鮮やかな色彩と流体の動きを探求する作品。
4 「AI Landscapes: Dubai」
AIによって生成されたドバイの風景をパラメトリックアーキテクチャ(アルゴリズムを用いた形や構造の生成)のデータとして利用した映像作品です。
Visual: Yuma Yanagisawa
Sound: Tetsuji Ohno
Plan/Produce: JUNICHI TAKEKAWA
Violin: 塚本禎
Viola: 日下部心
Cello: 利倉央次郎
Creators
-
クリエイティブディレクター・
メディアアーティスト 山本信一デジタルモーショングラフィックを黎明期から数多く手がけ、現在は都市空間・没入空間での映像展開など既存の映像フィールドを拡張する活動をしている。21年に手がけた「新宿東口の猫」は独特のユーモアで新しい都市の風景になるまで反響を呼んだ。カッティングエッジのメディアアートティストレーベルsuperSymmetryを主宰し、本作はそのメインメンバーの、ディレクター河上裕紀、クリエイティブテクノロジストの瀬賀誠一、CGデザイナー青木拓也 により制作した。
-
サウンドアーティスト、コンポーザー 杉本佳一
サウンドアプローチによって名義を使い分けながら多様な音楽を作り続けNYの12kを始め世界各国のレーベルから作品をリリース、ライブパフォーマンス/ツアーを行ってきている。
作曲家として、CM、舞台、映画、エキシビジョン、劇伴などの数多くの楽曲制作、アレンジを手がけてきている。 -
VISUAL/TECHNICAL RICH&MIYU
RICH&MIYUは、モーショングラフィックス、インタラクティブデザイン、アートリサーチの分野で活動するMiyu Burns(JP)とRichard Burns(UK)によって2019年に設立された東京を拠点とするスタジオである。
-
Sound Produce TETSUJI OHNO
音楽家・大野哲二によるサウンド/ビジュアルプロジェクト。90年代半ばよりDJとしてのキャリアを経た後、 2000年より本格的に制作を開始。様々なジャンルを通過してきたサウンドと、直感的なジェネラティブデザインを軸と したオーディオビジュアル作品を発表し、国内外でライブを行う。その他にも、TV、Web、サラウンドデザインやインタラクティブコンテンツの世界など、音を通して五感を有機的につなぐ活動を行っている。
-
VISUAL YUMA YANAGISAWA
Yuma Yanagisawa は、創造的なコーディングを実験して没入型でインタラクティブなアルゴリズム構成を作成する日本のアーティスト。フラクタルから AI 生成の画像に至るまで、コードベースのイラストとして具現化されるリアルタイムグラフィックスを使用した、没入型で実験的なインスタレーション、および物理ベースのレンダリングを使用したフォトリアリスティックなビジュアライゼーションを創造している。
-
PLAN / PRODUCE JUNICHI TAKEKAWA
デビッドワッツファウンダー/クリエイティブディレクター。時間と空間を超えたアートとテクノロジー双方の視点から、人間の創造性が生まれる瞬間を発見する体験を創出する。さまざまな産業領域や思想分野を超えたプロジェクトの企画、デザイン、監修を通じて、常に新しい経験を模索している。
-
ヤマハの立体音響システム AFC
あらゆる空間において、音を自在にコントロールし最適な音環境を創り出すことができるヤマハのイマーシブオーディオソリューションです。
-
ヤマハの自動演奏システム
演奏された音のデータを細かい振動へと変換する装置(振動器)が、実際に楽器(ドラム、コントラバス、チェロ、ビオラ、バイオリン)を震わせます。強さや繊細なタッチまで、生演奏を忠実に再現することができます。
スケジュール
-
Sound Waves 5min
Visual: 山本信一 / Sound: 杉本佳一
- 11:50 -11:55
- 13:50 -13:55
- 15:50 -15:55
- 17:50 -17:55
-
RESONANT MATTER 5min
Visual: RICH&MIYU / Sound: Tetsuji Ohno
Plan/Produce: JUNICHI TAKEKAWA- 12:50 -12:55
- 14:50 -14:55
- 16:50 -16:55
Music Canvas Show上映時間外は「Sound Aquarium」、「Meditative Environment」をお楽しみいただけます。