ヤマハ銀座店
ホルン
ホルンは動物の角で作られた笛が起源となっています。
19世紀中頃までの楽器は大きく広がったベル、丸めた管にマウスピースを付けただけのとてもシンプルなものでした。出せる音にも限りがあり、音程も不安定だった為、現在のようなバルブによって瞬時に管の長さを
変える事ができる“バルブホルン”が開発されました。
管の巻きは複雑で、全ての管を伸ばして繋げると約4mにもなるんです!
吹奏楽でのホルンはハーモニーを吹いたり、リズムを刻んだりと様々な役割を担っています。
柔らかい音色なので、木管楽器とも相性の良い魅力的な楽器です。
見た目も音色も美しいホルンを吹いてみませんか?
ホルン選びのポイント
ホルンには様々な種類があり、Fシングル・Bbシングル・F/Bbフルダブル・F/Bbセミダブル・F/Bb/HighFトリプルホルン…と様々ですが、自分の楽器が欲しい!とお考えの方は、『F/Bbフルダブルホルン』を購入するのが一般的です。
ここでは、楽器を選ぶポイントを紹介させていただきます。好みの音をイメージして自分に合う楽器を一緒に見つけましょう!
管体素材
イエローブラス(真鍮系)
明るい音色が好きな方におすすめ
銅70%・亜鉛30%
明るく張りのある音
ヤマハ:YHR-567D / YHR-668D
ハンスホイヤー:801MAL / 6801MAL
アレキサンダー:103MBL / 103MBLHG
ヴェンツェルマインル:105CL / 205CL / 205CLT
ゴールドブラス(真鍮系)
柔らかく温かい音色が好きな方におすすめ
銅85%・亜鉛15%
幅のある豊かな音
ヤマハ:YHR-567GDB / YHR-868GD / YHR-869GD
ハンスホイヤー:801GAL
アレキサンダー:103GBL
ヴェンツェルマインル:105GB
洋白
落ち着いた重厚な音色が好きな方におすすめ
銅60%・ニッケル&亜鉛40%
深く重厚な音色
ヤマハ:YHR-668ND
管の巻き形状
ガイヤータイプ
肺活量が少ない、吹きやすい楽器が欲しい方におすすめ
4番ロータリーが左手小指側にあり、バルブが一直線に並んでいる。巻き方がシンプルで中細ベルのものが多く、楽に演奏ができる。小柄な女性でも吹きやすく、ブリリアントな音色。
ヤマハ:YHR-567D / YHR-567GDB
ハンスホイヤー:801MAL / 801GAL
ヴェンツェルマインル:105CL / 105GB
クルスペタイプ
抵抗感がある楽器が好き、パワフルに吹きたい方におすすめ
4番ロータリーが左手親指側の位置にある。複雑な巻き方が適度な抵抗をもたらし、豊かで密度のある音色。太ベルのものが多く、大音量が得られる。
ヤマハ:YHR-668D / YHR-668ND / YHR-868GD
ハンスホイヤー:6801MAL
ヴェンツェルマインル:205CL / 205CLT
ベルの太さ
細ベル(MS)
明るく張りのある音色。抵抗感が少なく演奏が楽。
中細ベル(M / ML)
明るさを保ちつつ深みのあるある音色。適度な抵抗感がある。
ヤマハ:YHR-567D / YHR-567GDB / YHR-869D / YHR-869GD
ハンスホイヤー:801MAL / 801GAL
アレキサンダー:103MBL / 103MBLHG / 103GBL
ヴェンツェルマインル:105CL / 105GB
太ベル(L / LL)
豊かで太め。重厚な音色。抵抗もあり、大音量が得られる。
ヤマハ:YHR-668D / YHR-668ND / YHR-868GD
ハンスホイヤー:6801MAL
ヴェンツェルマインル:205CL / 205CLT
デタッチャブルと一体式
ホルンにはデタッチャブルベル(ベルカット)と一体式(ワンピース)があります。デタッチャブルベルは取り外しができるタイプでコンパクトにすることができ、持ち運びに便利です。当店では人気のデタッチャブルタイプを取り揃えております。
ひも式とメカニズム式
メカ式(左)
ひも式(右)
ひも式
押し始めが滑らかで、高さを調整することができる。
ヤマハ:YHR-567D / YHR-668D / YHR-668ND / YHR-868GD
ヴェンツェルマインル:105CL / 105GB / 205CL / 205CLT
メカニズム式
メリハリの利いた操作感、ひもが切れる心配がない。
ヤマハ:YHR-567GDB / YHR-869D / YHR-869GD
ハンスホイヤー:801MAL / 801GAL / 6801MAL
アレキサンダー:103MBL / 103MBLHG / 103GBL