ヤマハ銀座店
チューバ
チューバの歴史は深く、グレゴリオ聖歌の低温パートの支えからスタートします。このときはまだ「セルパン」という蛇のような楽器でした。
それからだんだんと形を変えていき、今のような形になりました。
吹奏楽(特にマーチ形態)では「頭打ち」と呼ばれる地味~な役回りをする楽器です。しかし、そのパートが無いと曲そのものが成り立たない、というような超重要な役割を担っているのです。まさに「縁の下の力持ち」ですね。
現在、ソロプレイヤーの方の活躍やリサイタル等が多く開催されているため、ソロ楽器、という側面も持ち合わせています。
これからもどんどんと音楽界の認識が変わってゆくこの楽器、試してみませんか?
チューバ選びのポイント
チューバには、Bb、C、Eb、Fという4種類の管と、ピストン、ロータリーの2種類がございます。学校が備品として所有しているのはBbが一般的ですが、チューバの世界では何を使わなくてはいけない、という物がありません。(しかし、ソロやオーケストラではF管、吹奏楽ではBb管が「一般的」という基準はあります)
ですので、自分が気に入ったものを購入しましょう。
Bb管…チューバの中で最も管が長く、太い音が出る楽器。
C管…Bb管よりも管が短く、明るい音が出る。
Eb管…金管バンド(ブリティッシュスタイル)で良く使用される楽器。吹奏楽でも活躍する。
F管…オーケストラやアンサンブル等で活躍。1番管が短く、早いパッセージにも対応。
ピストン…トランペットやユーフォニアムと同じタイプのバルブアクション。華やかな音色。
ロータリー…ホルンやテナーバストロンボーンと同じタイプのアクション。柔らかい音色。
また。チューバには様々な有名メーカーがあるため、どれを選べば良いか分からないといい方は、お気軽にスタッフまで相談ください。